伝説の結婚式 【宣教師としての証、秘話シリーズ9】
彼女との出会い
上海出張でたまたま地下教会で礼拝し
そこで出会った中国人の女性と付き合いが始まりました。
国際的で唯一英語が喋れるので、疎通ができたのです。
中国人の大多数は ドメステック思考であり、中華思想が強すぎです。
しかし少数派で国際派の彼女は世界宣教の同益者として祈りが合ってました
今回付き合う女性は祈りながら会話をしつつ、
お互いの世界宣教のためのビジョンが一致したので、
婚約が早く決まりました。
そのくらい単純な理由だったと思います。
ただ福音と世界宣教のためのパートナー
次世代が福音エリートになるように
後で色々注文をつけるとややこしいと思います
ただ、私が中国で長く経済活動しながら福音を伝えていくことの働きは
長く見れば、小さいものだと思い。これから長い伝道人生を見たときに
一度、韓国に戻り、聖書的な伝道方法を学ぶために神学校に行くべきだと長年
神様との1体1の会話の中で心のなかで決断がもう出来ていた状態でした。
しかし周りの親や友人は99%は反対でした。
結局人は自分の基準、人間中心的な基準なんだなと思います。
お金はどうするのか 良い仕事を捨てて正気なのか?と
これは霊的な奥義です。理屈や合理性、計算では理解できないでしょう
自分の答えは神様との2面契約なので他人の話は参考程度で良いのです。
さて彼女との
結婚式の日にちが決まり、その結婚式にインド時代に訪問してくれた日本人
2人の牧師先生を中国に招き、結婚式の場に私の同僚、国営企業の幹部も呼んで
伝道の場所として計画して祈りました。
なぜ?でしょうか?
私の職場は共産党の幹部や、共産党員が90%であり、私が彼らと過ごしていて
感じたことは、彼らには将来の安定は国から保証されているが、実は彼らをよく見ると
目に見えない霊的問題が見えること
彼らにはお金と物質には困らないがたった一つだけが無い。
キリストだけが無い、彼らは一生に一度、キリストを聞くチャンスがあるとしたら
それは自分の結婚式だけだ。と思いました。そのくらい閉鎖された宣教地だったので
主と深い交わりの中で祈りながら悩みつつ
もし結婚式で福音を宣布し捕まったらどうしよう。公安に捕まるだろう。
しかし自分の身の安全よりも彼らの魂が重要だと決断できました。
それは自分の勇気ではない ただ主の恵と信仰です。
絶対使命であり当たり前のことです。何も特別なことではありません。
そこで私の心の中でこのみことばがぶつかります。
使徒の働き27;24 こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』
D_DAYがきて
雰囲気が穏やかな感じで結婚式が始まりました。
ホテルでの貸切、人数は共産党員約100人を招待し、会場は満員になりました。
そして日本人の牧師は中国語に通訳する方を通して
大胆にこの中国に必要なのはキリストだと宣布します。
この福音のメッセージを聞いてイエスキリストを心の底から救い主と信じるなら
あなたは悪魔の子供から神の子供に生まれ変わります。
と堂々と宣布してくださいました。
私は後ろを振り返ってはいませんが、雰囲気が一瞬ざわついたのは間違いありません。
これで全てが終わったと思いました。誰かの通報により
私は公安に捕まっていたでしょう。しかし主が働かれ、結局は闇の力が光によって
神の国になりました。その後ハネムーンで翌日すぐに新婚旅行で中国から離れて
しばらくした後で、やはり調査が入り、共産党幹部から私をクビにしたそうなので
2度と国営企業には戻れなくなりました。
狭い門から入れ。滅びに至る門は大きく、その道は広い。そして、そこから入っていく者が多い。命に至る門は狭く、その道は細い。そして、それを見出す者が少ない。
マタイによる福音書7章13節-14節
広い門に入る人からは、私のしていることを見ると
笑われるでしょう。なんてばかな人だと
しかしこれで良かったと思います。
一人でも魂が救われたと思うと感謝なことです。
なぜなら狭い門であり命に至る道なので
ここに価値を発見し人生をオールインすることはどれほど
感謝なことでしょうか
この救いの運動は誰にも止められないでしょう。
いくら一人の権力が集中していても、権力者は福音を止めても
神様は伝道と宣教を通して地球を動かされています。
歴史が証明しています。
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
現在の中国を見たら
出エジプト記みたいです。
偶像崇拝が深刻な国
自分が神だ、お金が神だ、国が神だという国
パロ王もどこか習近平に似ています。
人々は豊かになったと思っているが実は心は貧しい
10の災いで
- ナイル川の水を血に変える(7:14-25)
- 蛙を放つ(8:1-15)
- ぶよを放つ(8:16-19)[注釈 2]
- 虻を放つ(8:20-32)[注釈 2]
- 家畜に疫病を流行らせる(9:1-7)
- 腫れ物を生じさせる(9:8-12)
- 雹を降らせる(9:13-35)
- 蝗を放つ(10:1-20)
- 暗闇でエジプトを覆う(10:21-29)
- 長子を皆殺しにする(11章、12:29-33)
5番目の疫病はコロナなので
どこか似ています。伝道と福音を邪魔する国は災いになるしかないでしょう。
私の嫁も出エジプトのような旅になりました。
自分の故郷を捨てて、親からも喧嘩別れになり、中国というエジプトから
荒野へと旅立ちました。全てはカナンの地へ向かうために
イタリアから始まった私の世界宣教の働き
伝道から始まり伝道で終わる。
まさに自分らしいと思いました。
これは契約の旅程です。
主の契約に沿って私は従うだけなので
なんと体と心が身軽なのでしょうか
次は韓国の神学校編です