surugi237のブログ

神学生/ 伝道師/ 心理セラピスト/呼吸法マスター 自殺願望者、麻薬中毒、精神問題を聖書的に解釈し生きる希望を届けるChristian YouTuber.

【宣教師としての証、秘話シリーズ5】中国で人生最大の失敗、挫折 /中国キリスト教宣教編

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さて私は今回、2014年に中国北京の車の会社に就職し、

新興企業会社なのでデザインに対してあまり基準がない会社でした。

またデザインのエキスパートである、私や、私の上司、

アメリカ人ボスがこれがいいと思ったデザインでも

結局最後に中国人好みに合わせることが多かったです。

 

暗黒のデザインを思い出す。

中国人社長の鶴の一声で レンジローバーと同じようなものを作れと

レンジローバー イヴォークの偽物を作るはめになった

最悪だなと思いましたね

とんでもない世界に来たなと

その当時、中国コピー社全盛期なので、創造性もへったくれもなかったです。

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一生懸命に偽物デザインを作る私、

もちろん私の仕事に対するモチベーションが下がるばかりでした。

経営者もコピーは正しいという間違った手法で

会社を運営されていた。

後々、本物のランドロバー社から訴えられて裁判で負けてしまう羽目になる。結局、私が所属した中国の会社は数年後潰れてしまうが、

 

要は国の過去の傷が中国人にも根、刻印、体質になっているみたいで

目先の利益、お金に執着しているので お金が神という

偶像崇拝者が多かった印象です。過去が貧しかった反動なのでしょうか

お金のためなら手段を選ばない

コピーデザインで目先の利益を追求する

中国の会社生活をしながら

いきなり、中国霊的問題の洗礼でしたね

 

私は霊的な目でよく見ると、中国人たちが

そう教育されてきたんだなと思いました

昔、

すなわち、古代から19世紀前半に至るまで、中国は一貫して世界最大の富強国家で、周辺の属国群を従えていた。それが1 8 4 0年のアヘン戦争でイギリスに敗れて、世界ナンバー1の座から陥落した。続いて1 8 9 4年の日清戦争で日本に敗れたことで、アジアナンバー1の座からも陥落した。

その後は奈落の底に落ちていき、半植民地状態という悪夢の20世紀前半を迎えた。いわゆる「屈辱の1 0 0年」(1 8 4 0年~1 9 4 9年)である。
国の背景を見ると

中国人のプライドが高いのはよくわかります。

 

 

 

中国人上司との衝突。

自分はコピーは許さん、新しくデザインさせろと激しく要求はしたが

当時は受け入れられなかった。ここは中国だから中国に合わせないのなら出て行け

と言われ結局、喧嘩別れになり、出ていくことになる

わずか1年という 短い間だった。後で聞いたところ、

新しい外国人を雇っては会社の中華思想やコピーデザイン文化に馴染めず、

約1年で追放というケースが多かったのである

結局、誰が悪いか 誰が正しいかよりも、まあ仕方がないタイミングでした

(当時は2014年だから 今はマシになったみたいだ)

でも、同僚とは仲良く過ごすことができて、私のために、お別れ会をしてくれた

情の熱い人たちだ。中国人のなかで人として尊敬できる人もいた。

 

退社のときはいつもしていることがある、福音のトラクト(手紙)を一人づつ手渡しで配ることだ。もちろん中国は共産国家なのでそれは禁止である。しかし人生でもう二度と会えない魂だと思うと伝道者として良心に刺きささる。前回のイタリアでもイギリスでもアラブでもそしてここ中国でもトラクト伝道はしてきた。

いつも会社の別れ際には、このトラクト読んで見てよ。俺があなたに一番伝えたかったメッセージがこの手紙に書いてある と渡す。この退社伝道儀式は

一度も欠かしたことがない

 

当時、会社に通いながら 北京の地下教会に参加していました。

中国のクリスチャンの信仰は強い、またピュアな方が多い。

最近になって経済的に豊にはなったが

抑圧された環境の中で福音を聞き

すぐにキリストの使命を見つけ 信仰に熱くなる弟子が多く見られた。

中国共産党という宗教の自由がない国だからこそ、

礼拝の切実さが身にしみるこの地下教会は家々で礼拝をしていたので

それはとても初代教会に似ている。

しかし、そんな熱心な信仰はいいのだが、

それが本当にただキリストの聖書的な初代教会の伝道なのか?

といったら全てがそうでもない

混ざった福音が多いのも事実だ

神秘主義、博愛主義、異言主義 カルトもだ

 

ここで良い例えがあります。 マタイ16章から

13 さて、ピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、イエスは弟子たちに尋ねて言われた。「人々は人の子をだれだと言っていますか。」

14 彼らは言った。「バプテスマのヨハネだと言う人もあり、エリヤだと言う人もあります。またほかの人たちはエレミヤだとか、また預言者のひとりだとも言っています。」

 

今でも多くの宗教的クリスチャンは口ではイエスを信じているというが

多くの信者がイエスのことを

エリヤだという人がいる。火の奇跡とか 体験、奇跡を強調する派

バブテスマのヨハネと言う人がいる。洗礼や罪の悔い改めを強調する派

エレミヤ 涙を流す人 博愛主義を強調する派

預言者の一人だと言う人 ただの偉人、すごい人と言う派

もちろんそれは一部分にすぎない、正しい答えではない

 

ペテロだけが正しい答えをした

エスが誰なのか?多くの人が正しく答えられない

 

15 イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」

16 シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」

 

エスがキリスト正しい理解、と信仰の者にだけ与えられる権威があります。

それは次の個所です

17 するとイエスは、彼に答えて言われた、「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。

神様の子供としてのアイデンティティを回復する ー 天の祝福

18 ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。

これは内面の信仰の岩が与えられるという意味です。どんな荒波にも耐えるという意味です。またペテロ大聖堂みたいなビジュアル、建物を差していません。

ハデスは 悪魔、地獄をさします。 悪魔の攻撃にもびくともしないという意味です

 

19 わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天でも解かれています。」 

これは霊的な祈りの答えを指します。ビジュアルで天の鍵ではありません。

 

どうでしょうか?イエスがキリストという正しい答えをすると

主が喜ばれる。

神の子供として権威が与えられる

どんな環境にも耐える岩のような信仰

サタンに打ち勝つ権威

祈りの答えの権威

初代教会の伝道者はこれを掴んでいました。

全世界のクリスチャン実は 2種類に別れる理由がここにあると思います。

ただ福音か ただ宗教か

 

 

話を戻します

最初、私は中国人教会に行っていたが

予想以上に中華思想が強く、排他的で 多民族という概念が当時全くなかった。

私はただのお客さん扱いだったこと、それで

中国現地教会から一時期、離れていました。

今思うと、まるでイスラエル教会のようでした(ユダヤ教がまだ強い色)

 

結局、教会から離れて礼拝の失敗、個人での礼拝は正直、

神様の御心ではなかったのです。

チームの祝福が大切なのにその重要性も忘れていました。

残念ながら私はサタンに騙されたのです

仕事ができ、仕事に没頭し、お金に執着する

お金、名誉、成功にかりたたれる時に、

徐々に霊的な力と伝道と宣教の目的が失われ

献金の祝福も逃していたことは明らかでした。

結局

最初の1年は北京

次の6ヶ月は保定

次の3ヶ月は柳州

中国大陸を跨ぎ歩き

負のスパイラルが続きましたね

経歴に一度傷がつくと、ずっと付きまとうハメになりました

 

保定にいた時、実は在職期間中に転職活動がバレて、

(デザインの世界は狭いので恐ろしい)

誰かの告げ口により、上司から直接呼び出されて、クビ宣言、3日後に会社から貰ったアパートから出ていくように、罰金給料2ヶ月分を要求されて、結局、

秒殺で首になったことは、今でも覚えています。衝撃すぎて、その当時

一度も眠れませんでした。

結局この事件は、他の会社にも知れ渡るようになり、

同じ業界に長く入れない致命的な要因になってしまったのです。

 

今思うと、私にも問題がありましたね、5ヶ月位立って そろそろ保険として次の就職先、もっと年棒が高い場所へと移籍したかったのである。それは前職で1年で首にされた恨み、と傷と お金に対する傷が私にはあったという事実 

幼いことから貧しく、お金に対する執着、欲が出てしまった。そういう過去の傷が癒されないまま、私の創世記3、6、11の問題が表面化してしまった時刻表でもありました

 

少しばかりの成功体験、バベルの塔は一瞬のうちに崩壊し、またプー太郎に

その時にハッと気づかされた御言葉があります

 

「わたしは裸で母の胎を出た。 裸でそこに帰ろう。 主は与え、主は奪う。 主の御名はほめたたえられよ。」

ヨブ1.24 

 

その時、真剣に思いました。

自分の根 刻印 体質が創世記3章(自分中心)6章(堕落中心)11章(成功中心)から 福音体質が変わるように

神様はわざとイスラエル民族を荒野に導いた理由がここにあります。

結局、荒野で、神様はイスラエル民族の根刻印体質が変わるまで40年待っていたが

変わらなかったので結局、大人たちを全滅させたストーリーがもう一度実感できました

 

 結局、自分の霊的な状態が変わらなければ カナンの地(世界福音化)に入れないということですね

 

中国の滞在ビザの期限は迫り、またもや国外退去となる時に

その時に、ふと思い出した

イタリアでも、イギリスでも、アラブ首長国連邦でも行った、あれをまた始めたのである、主の前にたつこと 

40日 朝の集中祈り、本当に懲りない自分は馬鹿な宣教師だなと思いつつ

祈りました。

 

すると知り合いの転職エイジェント

から連絡が、

せっかくなので、現役デザイナーではなく 今度は教える立場、として

インドの大学から連絡が来たのである。

またもや、中国ビザ期限ギリギリのタイミングで

急いで、旅の支度をするのであった

たまに自分でもドラクエかよ?と突っ込みたくなります

周りの人間は聞いて、エキサイトするし、面白い話だと思いますが

当事者はしんどいのである。

インド編に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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