surugi237のブログ

神学生/ 伝道師/ 心理セラピスト/呼吸法マスター 自殺願望者、麻薬中毒、精神問題を聖書的に解釈し生きる希望を届けるChristian YouTuber.

イギリスから中国へしかし、強制送還されアラブ首長国連邦の砂漠へ 証シリーズ

イギリスから中国へ  証シリーズ

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イタリア3年+イギリス6ヶ月の生活費をほぼ全て使い果たして

自分のポケットには数枚の札しかない絶対絶命な状態

 

直行便だと高いので UAEアラブ首長国連邦経由で中国に入る計画でした

私は韓国人なので日本人と違い実は中国にはビザが必要だったという事実を

面接の日、中国に着いてからわかりました。

 

案の定、中国入管で止められ、ビザなしで入国しようとした怪しい人物だと決めつけられ まあ空港にある警察の事情聴取部屋に連れて行かれ、物凄い威圧感と公安から徹底的に私のプロフィールを調べ上げられました。最初の中国のイメージがこれです。最悪でした。なぜか極悪犯罪者のような気分でした。また、イギリスの宣教師の言葉を鵜呑みにした私が馬鹿でした。

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ということで中国を強制送還され経由地UAEアラブ首長国連邦に送還される訳です。

なのでその日の面接はキャンセル、一応、会社には電話でこのようなことが起きたから

面接の日を伸ばしてくれと願いましたが、まあ正直、その時は面接の候補に落ちたと思いました。

 

そんな最悪な気分で中国からUAEへ飛行機で戻り UAE空港に下ろされました。しかも砂漠のど真ん中に、一応、韓国の領事館へ電話し、このような事態だけどどうすればいい?と聞いたら中国大使館を紹介してもらいました。

  

全て神様の計画の中にあると思いビザを取りに中国大使館へ向かいます。

 

中国の旅券ビザを手に入れなければ 永遠にUAE乞食として暮らすことになるなと

思いました。UAEにある中国大使館に行き旅行ビザの取得を願いましたが、なんとここUAEでは

アラブ人以外には中国旅券ビザは受け付けないと

要求を跳ね返されてしまいました。

 

正直、もう終わったと思い、目の前が真っ暗に、しかしここで粘って事情を説明、すると大使館職員はスペシャルな方法で中国に入国することができるぞと

 

それは経由ビザです。中間経由だと、確か24時間だけ中国に入国できる。しかし最終目的は第3国にしなければ認められないという そのイチカバチかに賭ける方法でした。

 

さてこれで、もう一度、奇跡的に中国に行ける方法が見つかってほっとする間もなく

 

次の問題が、実は、UAEから中国へ行く飛行機代を出せるお金がなかったのです。いろんな人に頼んだんですが、お金の送金が遅くすぐに解決できない状態でした

 

送金を待つ時間、

私は交通費がないので砂漠もしくは荒野

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を歩きながら過ごしていました。

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砂漠は何もありません。

またものすごく暑いので 砂漠にいると死ぬなと、生命の危機を感じ、空腹、脱水状態を感じながらこのみ言葉を思い出します

 

 イスラエル人は彼らに言った。「エジプトの地で、肉なべのそばにすわり、パンを満ち足りるまで食べていたときに、私たちは主の手にかかって死んでいたらよかったのに。事実、あなたがたは、私たちをこの荒野に連れ出して、この全集団を飢え死にさせようとしているのです。」

約束の地カナンへ辿り付くまでの40年間の旅路の間、食料が尽きかけるとマナが地上に降り、イスラエルの民は飢餓することなく旅を続けることができた。出エジプト16章3

これはイスラエル民族がなぜ出エジプトしながら不平不満を言ったのかまさに

理解できる砂漠の現場でした。

 

中国に入る直前になって、なぜ、神様は止めたんだろうと不平不満を言いつつ

自分も出エジプトしているイスラエル民族のようだなと

 

苦笑い

 

ハッと気づかされたのは、なんと今、自分がいる場所は、アラビア半島なので出エジプトイスラエル民族が荒野を通った場所ということです。

ローマのアッピア街道といい、今回の出エジプトの荒野といい

なんとも言えない感覚でした。

 

そこで私は出エジプトイスラエル民族のストーリーを思い返しました

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なぜイスラエル民族は荒野38年
カナンの地に入れなかったのか?
第一世代は罪と不信仰のために
あのモーセでさえ死んで入れなかった
神様は次の世代に契約の旅程を託した
地の果てまで福音をのべ伝えなければならないキリストの契約の血
霊的な戦いをせずサタンとの戦いもせず
結局不信仰で全滅したというストーリーです

 

そうか私がカナンの地(世界福音化)に入る前にもう一度、

神様がイスラエル民族に与えたメッセージをもう一度掴む機会ではないのか?

過去の失敗から学べるチャンス

と悟ることができたのです。

 

 

神様が荒野でイスラエル民族に与えたメッセージをもう一度自分に対して

整理する時間、それは砂漠で個人的に礼拝をする時に

聖書における幕屋の意味を黙想しました

 

 

幕屋は

イエス・キリストご自身の型であること。幕屋内の多くの器具もキリストの型である。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた(=幕屋を張られた)。」(ヨハネ1章14節)とある。

 

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契約を守れない人間には、神様との間に深い溝があり、至聖所への道を閉ざす分厚い垂れ幕がその象徴です

 

ところがイエス様が十字架にかかり息を引き取られた時、幕屋をモデルに建設された神殿の垂れ幕が、上から下まで真っ二つに裂けた

至聖所への道(当時、誰でも入れない、勝手に入ったら死ぬ厳格な場所)

がイエスキリストの贖いの死によって開かれた
出エジプトに出てくる幕屋の入り口はなぜ
たった一つなのか?
エスキリストだけが唯一の門(救い)という意味を確認できます

ただキリストだけが全ての問題の解決者ということです

 

わたしは門である。わたしをとおってはいる者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。
ヨハネによる福音書 10:9

また血の契約

3.18 私たちに荒野へ三日の道のりの旅をさせ、私たちの神、主にいけにえをささげてください』と言え。

 

イスラエル民族の荒野での旅をしながら

キリストー幕屋の契約、また

私はレビ人として24時間祈りの火を燃やし続ける契約をもう一度確認できた

有意義な時間でした。 

荒野で数週間過ごして気づくことがありました。

 

この厳しい環境は逆に神を見上げる機会、ただキリストの契約を掴む機会だと

またどのような環境でも生き残らなければない。

現実に騙されず、霊的な事実を見なさい

結局自分の霊的な状態のが一番重要だ。と神様がイスラエル民族に与えた

メッセージが私にも必要だと感じました。

 

さて私が遊牧民みたいに過ごしていた時

イスラム教の人々との出会いもありました。

彼らは日々5回も礼拝をします。しかも真剣に祈ります。

 

彼らは真剣です。彼らは人生を賭けてアラーに祈りを捧げているのに

私たちクリスチャンは一体何なんだろう。

本当に私はキリストに命を賭けているのか?

ふと彼らを見ると

イスラム教を作った

イシュマエルの子孫

を思い出しました 神からの契約から捨てられた者でした

長い間の偶像崇拝の家系のなかで

呪われた人たちになりました。今全世界に16億人います。

偶像崇拝者、個人的にも個人的にも霊的問題が深刻です。

霊的な影響力は強いです。霊的な力がなければこのような方を生かすことができません

しかし、この捨てられた民族、偶像の強い民族に 

福音を伝えなければいけないと私は宣教師として方向性が見えてきました。

初代教会の殉教精神と暗闇文化を打ち砕く使徒の働きのような聖書的な伝道運動がこの

荒野の多いアラブの地で起きますようにお祈りしました。

 

さて、時が流れ、誰かの助けにより飛行機チケット代金が送金され、やっと砂漠地獄から抜けれるタイミングがきました。ヒッチハイクをし都市部に行き、WIFIを使い、もう一度、会社に連絡し、会社が面接の日を再調整してくれました。

感謝なことに、中国の会社も私を待ってくれたみたいでした。

 

もう一度、中国行きの飛行機チケットを買い

今回は経由ビザによる中国への入国です。

時間は24時間限られていて

最終目的地は日本にしました。

アラブ首長国連邦UAEに4週間の滞在でしたが

神様は砂漠で私に出エジプトを擬似体験させてくださいました。

 

 

まとめです。

神様の子供は誰の助けも必要がない理由は

神様の子供は聖霊の導きがあるからです。

アラブ首長国連邦の砂漠に導かれたのは

聖霊の導きです。

 

出エジプト、荒野での

福音のコンテンツ

祈りのコンテンツ

伝道、宣教237のコンテンツ

のビジョンを私に見せてくれました

多分今、このようにSURUGI237YouTubeを作ったキッカケが

私がアラビア半島の砂漠で祈った答えかもしれません。

 

結局、無事に中国に入国ができ、また面接を受けて、その場で合格を言い渡され

ボロボロの状態で日本に一時帰国をすることになります。

あまりにもハードな旅程だったので

その当時は、この内容を整理することが不可能なくらい。

精神的にも肉体的にも限界でしたが

二度と経験できないくらいの素晴らしい世界福音化のビジョンを

見させてくださいました

今は落ち着いて記録として残すことができて神様に栄光を捧げます

 

すみません、今回はほぼアラビア半島の砂漠の話になりました。

次からは本当の中国編です